こういう感情を味わうために児童書読んでるみたいなとこある。インナーチャイルド癒すってこういうこと?
2人のロッテ/ケストナー
サラッとネタバレすると
パパママが離婚して小さいうちに生き別れた双子が
サマーキャンプで偶然知り合って
こっそり入れ替わって生活して
なんやかんやで
2人のがんばりでパパママが再婚してみんなで暮らせるようになるってお話。
自分の親が離婚してるのもあるけど、
パパママを再婚させてみんな一緒に暮らしたい!って頑張る2人が健気で感情移入したよね。
大人には二人の事情があるだろうけど子供には関係ないし
それをわかる必要もないと思う。
子供が望むなら親は一緒にいられたらいいけど、
親がそれで無理してさらに溝が深まるなら
別々になった方がまだ子どもへのダメージは少ないよね。
結果的にハピエンで児童書らしくおわってくれてよかった。
うちの親はケンカにケンカを重ねて何年も家の雰囲気最悪で
子ども巻き込んできてだるかったけど
結局熟年離婚して
なんならたまにご飯行ったりして
今の方が関係は良好。
それはそれで良かったねって感じ。
まあ弁護士の手配とか無料相談とか慰謝料請求の方法調べとか全部子どもにさせといて
なんなんだよお前らっていうのが正直なとこだけど。
親同士の離婚もだけど、親と私の関係もずっと複雑で
昔より傷は癒えてきたけど
まだまだかな。
なんてそんな自分の環境と重ねてしまって
結構思うところのある本だった。